ワイン輸出急減も銀行業への影響は限定的(モルドバ)

投稿日時 2006-6-28 2:03:00 | トピック: CIS

ロシアによるモルドバ産ワインの輸入禁止も今のところは銀行業へは重大な問題とはなっていないとVladimir Voronin大統領が主催した商業銀行フォーラムの中で指摘されている。

同フォーラムでは、ワイン輸入禁止措置を講じたロシアとの貿易減が銀行業に影響を及ぼしているかが討議され、国内の銀行業界が今後ワイン産業をどうサポートしていくかが焦点となった。

モルドバ国立銀行総裁のLeonid Talmaci氏は、輸入禁止措置が直ちに銀行業界へ多大な影響を及ぼす状態にはないと示唆している。

銀行界のワイン産業へ融資比率は、銀行業界全体の資産比率では8%に過ぎず、全融資比率で見ても14%に過ぎないという。

中央政府およびワイン産業の両者は、今後どのように対応すべきかの協議を進めるとしている。


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