エネルギー省,07年度の天然ガス価格は許容範囲内となると示唆(ウクライナ)

投稿日時 2006-8-21 2:02:00 | トピック: CIS

ウクライナ燃料エネルギー省が19日、07年度のガス供給価格は受け入れ可能範囲内に留まる見通しだと示唆した。

現在、ウクライナではロシアおよびトルクメニスタンからの天然ガス取得の為に1000立方メートルあたり95ドルを支払っている。今年上半期のガス購入価格95ドルの算出方法は、ロシア産のガスを230ドル、中央アジア産のガスを60ドルで取得し、それぞれを混ぜ合わせることで95ドルの固定価格を作り上げている。

新たにウクライナの首相に就任したビクトール・ヤヌコビッチ氏はロシアとの協議を終えて、少なくとも今年度末までは現状の天然ガス価格を維持することでロシアから合意を得たと16日に明らかにしている。

親露派の首相の就任となったウクライナが改めてロシアとの関係強化を図るには、来年以降のガス価格の行方を見守る必要があるだろう。


バルトジャーナルにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://www.cpgbaltics.com

このニュース記事が掲載されているURL:
http://www.cpgbaltics.com/article.php?storyid=1206