ライアン航空,タリン就航に依然合意なし(エストニア)

投稿日時 2007-1-30 2:03:00 | トピック: Baltic State

格安航空最大手ライアン航空(Ryanair)のBenny Berger新路線就航部代表が同社がタリンへ就航するのを決めるのにはもう少し時間が掛かる見通しであることを示唆している。

同氏は、Edgar Savisaar経済問題相が08年にも同社がタリンへ就航するかのような発言を繰り返していることに対して、あくまでも同氏の期待の段階に過ぎないと同相の発言を一蹴した。

また、同氏は、ライアン航空とエストニア政府との間で、空港利用料の件で依然合意には至っていないとその就航が決まらないことの理由としている。

ライアン航空は、05年度にリガ国際空港に就航させたことで、同空港の利用客が増加し、同社一社だけでタリン空港の利用者数の半数を占める程の成功を収めたことを武器に、エストニアにもリガ同様の利用料の引き下げを求めている。

確かにリガでは同社は06年度には前年期比2倍の搭乗者を運んでおり、07年度も2.5倍の搭乗者に上ると強気の予測を発表している。


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