06年第4四半期GDP,11.2%成長に(エストニア)

投稿日時 2007-2-14 2:04:00 | トピック: Baltic State

エストニア統計庁によると、06年第4四半期のGDPが11.2%を記録した。同四半期の経済成長は、主に製造業や卸及び小売販売が順調に拡大したことが貢献した。

第4四半期の公式発表は、3月12日に予定している。

エストニアのGDP二桁成長は、この7四半期連続で記録されており、隣国ラトビアと共にEU一の経済成長率を毎四半期競う程の高成長を続けている。

04年のEU加盟以来、EU最高レベルの高経済成長を達成しているエストニアでは、依然賃金水準は最低水準に甘んじており、ビジネス的にはフィンランドの下請け的な存在におかれている。

国民総生産は、04年度に8.1%成長を達成してから、05年度には10.5%、06年度11%と年々経済成長率を高めている。

しかし一方で、インフレ率は04年度の3%から07年1月には5%強へと上昇していることからユーロ導入は先延ばしされざる得ない状況にある。


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