エストニアに自動車工場建設か(エストニア)

投稿日時 2007-3-9 2:02:00 | トピック: Baltic State

ロシア人投資家等がパルディスキに中国メーカーの自動車組立工場の建設を理由に妥当な不動産を求めている。

同投資家グループ等に代わってロシアの輸送会社大手SeverstaltransのAndrei Filatov代表が敷地30ヘクタールそして大型貨物船をつけることが出来る妥当な港が隣接していることを進出の条件に挙げている。

Severstaltransは、中国からの部品輸送を行う際に協力することになっている。

工場の進出先が確定すれば、中国メーカーの自動車をエストニアで組み立て、欧州向けに販売するといった計画だ。

工場建設では、12億クローンの投資を予定しており、1000人ほどを雇用するという。操業予定は、4年後で12万台の中国車を製造することになる。

Filatov氏は、エストニアには一切自動車の組み立て工場がないことから、工場進出がなされれば雇用だけではなく、新たな産業の育成に役立つのではと示唆している。

また、Filatov氏は、現在、中国の自動車メーカー2社と協議を進めているとだけ、状況を説明している。

パルディスキはタリンから40キロほど離れた街で、Kaupo Kallas市長も組立工場の進出話を聞いたことがあると話し自体は否定していない。

また、その他の候補として上がっている北東部のSillamae港も地理的なメリットもあり今回の話しに興味を示している。


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