
スウェドバンク,バルト3国の景気後退も準備万端(エストニア)
投稿日時 2007-3-21 2:06:00 | トピック: Baltic State
| バルト3国最大の銀行グループであるハンサバンク・グループ(Hansabank Group)を傘下に置くスウェーデンのスウェドバンク(Swedbank)代表であるJan Liden氏が、もしバルト3国経済がリセッション(景気後退)に入ったとしても同行としては既に準備は整っていると強気の発言を発している。
Liden氏は、スウェーデンのビジネスニュースサイトwww.do.seの中でバルト3国の経済危機の懸念が拡がっている事に関して、いくつかのシナリオを持って準備を進めていると言及している。
スウェドバンクは、バルト3国全体の銀行市場で13%のシェアを確保している。Liden氏によると、スウェドバンクとしては、ラトビアの高インフレ、経常赤字及び貿易赤字の急拡大に最も懸念を示している。
これまでに格付けで世界3大大手であるスタンダード&プアーズ、ムーディーズ、フィッチの全てが最新号のレポートの中で『もしバルト3国政府が経済成長の減速を止められないのであれば、経済危機を引き起こす可能性がある』と警鐘を鳴らしている。
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