金融当局、SMSローン業者の監督強化を提唱(エストニア)

投稿日時 2007-6-14 2:05:00 | トピック: Baltic State

金融監督局のRaul Malmsten代表が国家がSMSローンを提供する業者をより厳しく監督する必要性があると説いている。

現在の法律では金融当局は銀行免許を取得している消費者金融のBIGのみの監督しか出来ず、融資額が小さい中小の零細融資会社にまでは目が届かないという。

実際の所、零細ローン会社では年率360%という高率の金利を顧客に課している。

警察当局は、この1月以降、数百人にも上る市民からSMSローンに関する被害届の提出があると発表している。

警察によると、偽名と銀行口座を使った詐欺が急増しているという。

現在、SMSローンを提供している会社はBIG、Ferratum Estonia、SMS Laen、Credit24、Raha24.eeの5社で、その殆どがローン申請がSMSメッセージの送信かオンライン上での登録だけといった至って簡単なシステムとなっている。

SMSローンで融資を受けられるのは1000クローンから最大3000クローンといった小額であるが、金利が年率360%といった高利貸しとなっている。


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