
バルト3国の外国貿易収支、過去5年間で急悪化(エストニア)
投稿日時 2007-7-20 2:04:00 | トピック: Baltic State
| バルト3国各国では、2002年から2006年の間に外国貿易で急速に赤字を拡大させている。
エストニア統計局によると、過去5年間に貿易赤字は、エストニアで2.1倍、ラトビア2.3倍、リトアニア1.7倍の拡大を記録した。
この5年間にエストニアの輸出高は2.1倍、ラトビアとリトアニアでは2倍にそれぞれ増加している。その一方で輸入は、エストニアとラトビアで2.1倍、リトアニアで1.9倍も増加した。
06年度も輸入増の傾向は硬く、輸出力が低下していることも重なり、貿易赤字が急速に悪化してしまった。
バルト3国全体では、06年度の輸出高は3730億クローン、約4兆円あまりで、リトアニアが全体の47%、エストニア32%、ラトビア21%などとなっている。
輸出高では、5490億クローン、約5兆9000億円あまりとなり、リトアニアが全体の44%、エストニア30%、ラトビア26%となっている。
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