
経済成長減速期待、期待倒れに(ラトビア)
投稿日時 2007-7-25 2:02:00 | トピック: Baltic State
| ラトビア中央銀行によると、ラトビア経済は引き続き、成長が続いている。07年第1四半期のGDPは11%を超え、8期連続で11%を超える成長
を続けている。
この数字からも間違いなくラトビアはEU内でもっとも経済成長が著しい国となっている。
06年第1四半期に一度経済成長が停滞した時期があるが、その後は断続的に経済成長が続いている。現在のGDPレベルは、28億9790万ラトで、年間11.2%の成長率を記録している。
サービス業では11.5%の拡大となり、経済成長を大きく下支えしている。サービス業の中では、金融産業21.4%、貿易15.7%、不動産及びレンタルなどで10.4%、輸送、通信などで7.6%の高い成長を続けている。
今後については、国内需要が減速していくと見られることから輸入ペースが落ちることが期待され、その分経済成長は落ち着きを取り戻すと期待されている。
上半期に30%近い増加を見せた輸入に対して、上半期の輸出は23.6%の増加している。貿易赤字に関しては、今後は輸入が減少することで貿易収支はバランス化が見込まれている。
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