拡がる雑誌広告詐欺(エストニア)

投稿日時 2007-9-6 2:03:00 | トピック: Baltic State

多くのエストニア企業がスペインのガイド雑誌の広告詐欺にあっている。スペインのヨーロッパ・シティガイド(European City Guide)が雑誌上に企業情報を掲載することへの広告費として800ユーロ強を企業へ請求している。

しかしながら、支払い請求を受けている企業は、送られてきた企業情報確認書類が企業情報を載せる契約とは知らず、確認書類に署名し送り返していたことで、広告費の支払いを請求されている。

同ガイド誌では、出版物及びWEB公開という形で全欧州の企業情報を掲載しているが、情報の確認書類がそのまま契約書になっているとは殆どの企業担当者が知らないまま、送り返していた。

確認書類を送り返してしまった企業では、後日、817ユーロの支払いを求めたインヴォイスが送りつけられている。

ただし、同確認書類には、書類に署名し送り返してきた場合は、広告料の支払いを求めると記述があり、書類の記述方法に問題があると指摘されている。

同雑誌は、運営を禁止されているスペインを除く世界38カ国の4万5000社から同様の手口で広告料として広告詐欺を続けている。


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