
スカイプも人材不足でおおあらわ(エストニア)
投稿日時 2007-9-14 2:02:00 | トピック: Baltic State
| 国内の人材不足と外国人就労規制が邪魔して優秀な人材の確保が出来ずスカイプ(Skype)も苦しんでいるようだ。
e-Bay傘下となったスカイプだが、その主要部門はタリンを本拠としており、社員500人中の300人がタリンで仕事をこなしている。しかしながら、もともと人口が小さなエストニアからは優秀な人材を確保できず、一方でEU規制がネックとなり外国人を上手く就労できないでいる。
同社の広報によると、『何とかこれまでやってきたが、今後将来的にどうなっていくかは分からない』と同社の人材不足が危機的な状態にあることを示唆している。エストニアの外国人就労規制に従うとEU圏外から人材を確保することが極めて難しい状況にある。
これまでにスカイプではエストニア政府へ就労規制の緩和の為のロビー活動を続けてきた。特にインドなどから優秀な人材を確保したいとの思惑で活動してきたが、漸く政府もスカイプの言い分に耳を貸す雰囲気が出始めているという。
現在、人材不足は危機的な状態にあり、給与も年間平均15〜20%近く上昇し続けている。
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