
次の半年間が勝負(ラトビア)
投稿日時 2007-10-10 2:03:00 | トピック: Baltic State
| 大手銀行のハンサバンクによると、次の半年間が最も懸念され、状況はより悪化しかねないとラトビア経済の雲行きの悪さを示唆している。
同行のIvonna Slapina女史は、今後暖房が必要となるシーズンに入り、より光熱費は高騰しかねないと物価上昇の懸念材料は広がっているとラトビアの直面する物価高を懸念する。
同女史は、最低でも10%の物価上昇は避けられないと見ているという。そして数ヶ月以内に過去10年で最高記録となるインフレ率が記録される可能性にも言及している。
ハンサバンクでは、07年度のラトビアのインフレ率を当初の7.5〜8.5%から10%にまで引き上げる予測を立てている。
実際に、9月期の消費者物価は昨年同月比で11.4%の上昇を記録しており、物価上昇の流れは当分収まる方向にはない。過去10年間で最高のインフレ率は、つい先々月となる07年8月期の10.1%であった。
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