5-9月期の鉄道輸送量が41%も急減(エストニア)

投稿日時 2007-10-30 2:01:00 | トピック: Baltic State

07年5月1日以降、エストニアを介した中継貿易が停滞したことを受けて、鉄道輸送が急激に減っている。

エストニア統計局によると、5-9月期の輸送量は880万トンとなり、前年同期から41%減となる610万トンも減少した事になる。

今年は、年初から4月までの間は、月平均400万トン強の取り扱いがあったが、5月以降、300万トンを上回る月が皆無となっている。9月の輸送量も220万トンに留まり、昨年の3分の1になっている。

鉄道輸送の急減は、ロシアとの関係悪化に端を発しており、両国の関係改善がない限り、今後も尻貧となることは確実となっている。

輸送商品の大半は、石油関連商品となており、全体の75%を占めている。


バルトジャーナルにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://www.cpgbaltics.com

このニュース記事が掲載されているURL:
http://www.cpgbaltics.com/article.php?storyid=2667