
タリンク大株主、不動産取得過程で疑惑が浮上(エストニア)
投稿日時 2007-10-31 2:03:00 | トピック: Baltic State
| 客船会社タリンク(Tallink Group)の大株主Infortarがタリンで取得した不動産に関し、疑惑が持ち上がっている。
地元紙アリパエブによると、タリンクの経営の舵を取るToomas Vilosius氏が北タリン地域病院の会長職に就いた後、長期間病院が売却を計画していた森林区域の不動産売却が帰結している。
同不動産はInfortarが1億100万クローン(約10億6000万円)で買収したが、この買収金額は結果的に応札で同病院が希望した価格に100万クローン(約1050万円)上乗せしただけで取引が決定しており、Infortarが当初から売値を知った上で、買取価格を決めたのではと疑われている。
売買された不動産は、17ヘクタールの土地とマンションが含まれている。
競売では6社が応札書類をそろえたが、結局Infortar以外どこも応札しなかったことで、即落札が決まっている。
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