
最大手アイスメーカーFFL、エストニア企業へ売却(ラトビア)
投稿日時 2007-11-2 2:00:00 | トピック: Baltic State
| ラトビアの競争評議会が10月31日にラトビアの牛乳メーカーRigas piensaimnieksによる国内最大のアイスクリームメーカーFFLの許可を身と股が、余りにも遅い判断となった。
FFLは、当局の決定を待たずしてエストニアのPremia Tallinn Cold Storeへ売却することで契約を結ぶ事になった。
Rigas piensaimnieksのEdgars Selmahers会長は、当局の決定の遅延により数百万ラトの損失を蒙ったとその怒りを露わにしている。
実際にと当局では、今回の判断を下すまでに4ヶ月も費やしており、痺れを切らしたFFLがエストニアを選んだ格好となった。
FFLとPremia Tallinn Cold Store(Premia TCS)の合意事項では、FFL株95%をPremia TCSが取得することになる。
1070万ドルを運用するBaltic Small Equity Fund LCCでは、所有するFFL株46.16%を手放している。FFL買収でシェア拡大を図るPremia TCS は、より積極的にラトビア市場でシェア拡大を狙うとしている。
現在、Premia TCSではラトビアのアイスシェア8%を確保している。
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