繊維メーカーKreenholm、法令就労年齢以下の児童就労嫌疑でウズベキスタン産のコットン輸入を中止(エストニア)

投稿日時 2007-11-29 2:01:00 | トピック: Baltic State

エストニア最大の繊維メーカーKreenholmが児童の就労の嫌疑が上がったウズベキスタン産のコットンの輸入を緊急中止したことを明らかにした。

スウェーデンのBoras Wäfveri傘下企業である同社のMatti Haarajoki代表は、実際にウズベキスタンで児童等がコットンの摘み取りをしていたかの情報は持っていないと示唆している。

同社はコットンを商社経由で購入しており、児童労働力が介在したコットンの輸入はないと中間商社から伝え聞いていたという。

児童労働力がコットンの摘み取りに係わったと報道されたことで、フィンランドの繊維メーカーMarimekkoでは、Kreenholmととの取引を全て停止することを伝えており、即日取引が中止されている。

今件は、スウェーデンのテレビ局SVTがウズベキスタンの児童等が学校を休みコットンの摘み取り作業に従事している番組を報道してたことを受けて、今回の嫌疑が上がっている。

同番組では、児童労働力により摘まれたコットンがスウェーデンのファッションブランドH&MやBorås Wäfveriで使われていると報じている。


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