タリン市、来年度から公共料金の値上げを計画(エストニア)

投稿日時 2007-11-30 2:05:00 | トピック: Baltic State

タリン市政府が来年度に市中心部での駐車料金やバス料金、トラム料金などを一斉に値上げすることを明らかにした。

既にタリン市では不動産税(固定資産税)を引き上げることを発表している。タリン市では、今回の増税は市住民に平等に累進課税が課されるようなもので、豊かな生活を営んでいる者は、より多くの納税を課されることになると増税導入の理由を挙げている。

公共の乗り物の価格も値上げされることになり、乗車料金は12クローンに引き上げられ、ディスカウントチケットでも6クローンとなる。

Jaanus Mutliタリン市副市長は、バス料金は燃料費が高騰し、バスやトラムの運転手も給与の引上げを求めていることからも値上げせざる得ないと理由を説明する。

また、市中心部で15分間駐車する場合、9クローンの駐車料金が課され、旧市街地では18クローンの駐車料金が課されることになる。

一方でタリン市政府は市公務員の給与を来年最大20%引き上げることを決め、タリン市市長の給与は月給4万9000クローン(約51万円)と17%の値上げを実施する。



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