不動産価格、引き続き下落中(ラトビア)

投稿日時 2008-1-28 2:03:00 | トピック: Baltic State

Re&Solutionによると、ラトビアにはマンション価格が引き続き下落する要因がまだまだ存在するという。

同社では、マンション開発は、買い手の要望に応じるように開発業者の収益を削減せざる得ない状況だが、ただし、その下落幅は今後は減少していくと見ている。

また、首都リガのマンション価格を隣国の首都ヴィルニスと比較すると、ヴィルニスで新築マンション、1平米の価格は1400〜1600ユーロであるのに対し、リガでは2000ユーロと依然高値となっている。

ただし、この水準が隣国と比べて高額だからといって、リガの不動産価格が大幅に下落するわけではないとして、各種の環境、諸条件、銀行の融資状況などを含めて不動産価格は決定されるべきだと同社ではコメントしている。

この状況下、実際リガのマンション価格は、標準的なものでこの1月に1.3%値下がりしている。

不動産会社Balstsによると、昨年11月12月にそれぞれ不動産価格は2.8%、4.1%下落しており、この下落傾向が継続しているという。

一部のマンションでは、この1月に1平米1415ユーロで取引されるものもあり、06年1月期との比較では実に7.2%の値下がりとなっている。

最近の傾向は、値下がりは緩和し始めており、徐々に妥当な不動産価格が見え始めていると見られている。



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