ラトビア企業、通貨高で競争力が低下(ラトビア)

投稿日時 2008-1-29 2:02:00 | トピック: Baltic State

昨年、通貨ラトの実質レートが12.7%も伸びた事でラトビアの輸出力が大きく減少したと指摘されている。

ラトビア企業は輸出力が低下し始めており、今後経済回復の大きな重石になると懸念されている。

今年、国内の生産業者は国内の物価高などの要因もあり商品価格が上昇していることから輸出難に直面している。そして、結果として競争力が落ちる結果に甘んじている。

高インフレに苦しむラトビアでは、インフレを商品価格に転嫁せざる得ない状態にあるが、実際に商品価格を引き上げるとなると輸出力が低下することに繋がり、収益性を落としながら輸出を続けるか、値上がり分を商品価格に転嫁し輸出量を調整するかの2者択一が求められている。


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