
過去9年間で初の予算不足も(エストニア)
投稿日時 2008-4-4 2:01:00 | トピック: Baltic State
| エストニア政府が景気減速により税収不足が顕著なっている行状を踏まえ、赤字となる新年度予算を策定しようとしている。 エストニアはこの第1四半期にVATとして47億クローン(約470億円)の税収があったが、この水準は予定していた税収の実に18%に過ぎないと地元紙Eesti Päevalehtが報じている。
これまでAndrus Ansip首相率いる政府は、明らかに楽観的な税収見込みを元に国家予算を作成してきたが、景気減速が徐々に強まる中、税収は予想を大きく下回る水準で政府の期待を裏切る結果となっている。
エストニアが赤字予算を組んだのは実に9年前の事で、多くのアナリスト等は政府は支出削減に本気で取り掛からないと大変な事になると危惧を示している。
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