大きく稼ぐ大企業と支出増に苦しむ市民(リトアニア)

投稿日時 2008-4-7 2:02:00 | トピック: Baltic State

バルティックタイムスによると、大企業の間では経済のリセッションが語られるが、07年の収益水準は依然巨額な規模にあるという。

リトアニア統計局が2007年度の法人の収益額と従業員に関するレポートを発表したが、企業の税引き前収益は依然17%の増加となり、特に小売とサービス業では2倍増になっている。

こういった状況に商業組合連合のArturas Cherniauskas会長は、企業収益の増加はインフレなどを理由とした値上げがその背景にあると市民の生活が困窮していることを示唆している。

同組合では、平均給与は最低でも今日の水準よりも500リタス(約2万3300円)上回る水準にあるべきだと給与の引上げを求めている。

07年第4四半期の税引き前平均給与は2052リタス(約9万5600円)であった。


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