
不動産市場の行方(エストニア)
投稿日時 2008-4-18 2:04:00 | トピック: Baltic State
| 不動産アナリストTõnu Toompark氏とMarek Vikat氏の二人が市民等の不動産購入延期に対して、それぞれ違った意見を唱えている。
Tõnu Toompark氏は、今こそ好物件を購入すべきとの意見で、一方のMarek Vikat氏は、購入は控えるべきとの意見で双方の意見が対立する格好となっている。
地元紙アリパエブによると、不動産市場は今年一杯下落し続けるかもしれないが、高品質の物件は思うような下落は起こらないという。
Tõnu Toompark氏は、今は家を買うには最適な時期で、どういった物件が買いたいのかよく考えてから購入手続きに入るべきだと市民等に不動産市場への回帰を呼びかけている。
同氏によると、市民等はあまりにも価格に対して敏感過ぎ、感情に左右されていると現在の不動産市場を分析している。
ERI Kinnisvaraの投資プロジェクトマネジャーであるMarek Vikat氏は、不動産価格は引き続き下落することから不動産の購入は底値を打つまで控えるべきだと立場を取っている。
同氏の意見は、同じ物件に住むのならローンの支払いに毎月8000クローン(8万円強)も払うくらいなら、同じ物件を5000クローン(5万円強)で借りておいた方が得策だと現状の不動産市場を説明している。
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