
0%成長は当然?!(エストニア)
投稿日時 2008-5-16 2:01:00 | トピック: Baltic State
| 08年第1四半期の経済成長率が0.4%に留まったが、実際の所、経済成長が停滞しているのは見渡せば明らかだ。
地元紙Eesti Päevalehtによると、0%成長はビジネスや消費動向への悲観論を擡げる要因になり、追っては中央銀行の動向に大きな影響を及ぼすことになる。
一方で、若干ながら明るい希望を持つ業界もある。輸出産業では、これまで多大に懸念された賃金上や人手不足による輸出減が回避され、それぞれを差し引いて考慮すれば、最悪な状況が回避されただけでも良かったとの意見が出ている。
断熱材メーカーKrimelteのAlar Salum代表は、生産量の95%を輸出に向けており、国内景気の急減速にも大きな影響しておらず、経費の低下による収益性の向上に大きく期待しているという。
同様に多くのメーカーでは、材料費の高騰は懸念材料ではあるが、人件費を抑えることが出来るようになり、然程、危惧する状況にはないと比較的楽観的だ。
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