
ハンサバンク、ネットバンキングに業務集中?(エストニア)
投稿日時 2008-5-21 2:04:00 | トピック: Baltic State
| エストニア最大の金融機関であるハンサバンク(Hansabank)が支店網の再構築を念頭に、今後はネットバンキングによるリテール強化を図ると示唆している。
地元紙アリパエブによると、同行のリテール部長Ulla Illisson氏が、当行では今後4年間の内に既存の店舗網を削減し、ネットバンキングを更に発展させる意向であると述べている。
同行調べでは、昨年1年間の全取扱量のたったの5%が支店網を介したものに過ぎず、この水準は2011年には4%を切る水準にまで低下するものと見られている。
一方で、オンラインバンキングの取扱量は、昨年は全体の39%を占め、2011年には52%にまで伸びると試算されている。
利用者の多くがATMやネットバンキングを多用する中で、人を介したサービスが今後も減少していくことへの対処を早くから同行では取組む姿勢だという。
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