付加価値税の増税論議(エストニア)

投稿日時 2008-6-5 2:01:00 | トピック: Baltic State

現連立内閣が付加価値税の増税を模索している。現在の付加価値税(VAT)18%を1%引き上げ19%にするという。

地元紙アリパエブによると、企業経営者等は今提案に反対意見を示している。

特に景気後退時であることや物価高にある最中に増税を行えば、悪循環となり、更に物価上昇の引き金となりかねない。増税分から得た所得も結果更に景気が冷え込めば何の意味も持たないとの指摘がなされている。

一方でVAT自身はこの5月には、1-4月期平均を25%も上回る増収を記録している。エストニア税務当局によると、5月のVAT歳入は20億3000万クローン(約211億1200万円)に上っている。


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