大富豪もこの金融危機では巨額損失も致し方なし!(エストニア)

投稿日時 2008-10-13 2:03:00 | トピック: Baltic State

地元紙Postimeesによると、証券市場の混乱で上場企業のオーナーも自身の資産総額を大きく減らしている。

タリン証券市場で最も脚光を浴びた大富豪Armin Karu氏も経営するオリンピックグループ(Olympic Entertainment Group)株がこの9ヶ月間に64%も下落し、企業価値は50億クローン(約430億円)も消え去ってしまった。

大手不動産会社Arco Varaの大株主Richard Tomingasも80%を超える株価の大暴落で3億クローン(約25億8000万円)も資産を減らしている。上場時には30億クローン(約258億円)あった資産も今では実に10分の1という有様だ。

その他の上場企業も軒並50%を超える株価の大暴落により、企業価値は大きく毀損してしまった。

年初に上場企業による株価総額は642億クローン(約5521億2000万円)あったが、それが今では334億クローン(約2872億4000万円)にまで価値をなくしてしまった。


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