
大手上場不動産会社にも破綻の危機?(エストニア)
投稿日時 2008-10-20 2:02:00 | トピック: Baltic State
| 債券だけをタリン証券取引所に公開している不動産開発会社Q Varaが財政難の渦中だという。
地元紙アリパエブによると、債券の満期を迎えた場合、支払の資金調達が難しく経営に問題が発生するかもしれないという。
同社はエストニア人のスーパーモデル、カルメンカス(Carmen Kass)も株主に名を並べる企業だが、これまでに債券の販売で5億クローン(約44億円)を調達している。
カス女史もパートナー共々同社へはこの半年間に1億クローン(約8億8000万円)を投資しており、20%の株主でもある。最大の株主はJürgen Järvik氏で、30%の株式を所有するが、同氏は1億2260万クローン(約10億8000万円)の資産を持つエストニアでも第282番目の大金持ちといった顔も持ち合わせている。
Q Varaが抱える問題は、現在抱える開発済みの物件と開発中の事業が上手く販売できないことにあり、このままでは期限前までに何らかの資金調達が必要とされている。
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