
無用な経費を顧客に上乗せ?!(エストニア)
投稿日時 2008-10-24 2:01:00 | トピック: Baltic State
| エストニアの消費者保護委員会が国内で活動する銀行各行に対し、住宅ローン利用者に銀行が徴収している無用な金利負担を今直ぐやめることを求めていると地元紙Eesti Ekspressが伝えている。
同紙によると、大半の顧客はこの無用な金利負担のことを聞かされていないという。
エストニアで提供されるローンの多くはユーロ建てとなっているため、融資額も支払いもユーロで行われる。
しかしながら、銀行は必ずしも中央銀行を介さずにユーロを調達しており、為替手数料のその差額で儲けているにもかかわらず、顧客からは高い方の手数料をあたかもかかっている振りをして顧客に負担させているというものとなっている。
実際、Swedbankでは中央銀行から調達するユーロよりも1ユーロに付き5.2セント安くユーロを調達できており、一方で顧客には中央銀行のレートに0.3%を上乗せして手数料を徴収している。
同委員会では、この件に関し、銀行は消費者を騙して不当利益を得ていると凶弾している。
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