
リゾート地ハプサルに失業の嵐?!(エストニア)
投稿日時 2008-11-13 2:00:00 | トピック: Baltic State
| 西エストニアのリゾート地ハプサル(Haapsalu)で地元最大の工場2箇所が解雇を予定しており、失業者が急増するという。
地元紙Postimeesによると、PKC Estoniaではハプサルの従業員400人、そしてエストニア全土では計1000人の就労時間を短縮する計画だという。
短縮期間は11月24日から翌年2月23日までで、その後は未定だとしている。
ハプサルのLeo Mander工場長は、2月以降は顧客先であるスウェーデンやオランダ、フランスからの発注次第だとし、既に今月に入って41%もの減産に追い遣られている現状を踏まえると、先行きは厳しいという。
その他ではドアや窓を生産するHaapsalu Door and Windowでは、既に112人の従業員に就労時間の短縮を求めており、今週初めから1日5時間の労働時間で生産ラインを動かしている。
同社でもこれまでに従業員163人中解雇を言い渡したのは数人に過ぎないが、今後、受注が元に戻らなければ、更に解雇に踏み切らざる得ないとしている。
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