減速傾向を強める経済(ウクライナ)

投稿日時 2005-6-16 3:14:00 | トピック: CIS

5月当初には経済成長に拍車がかかる勢いを示していたウクライナ経済であったが、5月後半には、急速にその勢いも減速し政府の期待を裏切る結果となった。

この5月の経済成長は結局3.6%まで落ち込み、過去3年間で最悪を記録し、4月期の3.9%を大きく下回ったことを国立統計委員会が14日発表した。

大きく期待を裏切った経済指数は、今年の経済成長予測と支出計画を大きく変更せざる得なくなるかもしれない。中央政府では、今年のGDPを8.2%と予測しているが、4月、5月の指数を踏まえると、変更も時間の問題となっている。

今年、ウクライナでは1-5月期のGDP成長率は1-4月期の5%から4.7%まで落ち込んでおり、停滞気味の経済が浮き彫りになり始めている。


バルトジャーナルにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://www.cpgbaltics.com

このニュース記事が掲載されているURL:
http://www.cpgbaltics.com/article.php?storyid=589