EGYPT~週刊バルトジャーナルVol.159~

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EGYPT~週刊バルトジャーナル Vol.159~

 

女性に大人気のスウェーデンのファッションブランドH&M(Hennes & Mauritz)がエジプトでも注目を浴びようとしている。

海外旗艦店第1弾となるニューヨークへの進出を果たした2000年以降、北米、アジアなどでそのチェーン店を展開し、今では世界約30カ国で1500店舗以上を展開している。

中東にも数年前から進出を果たしている同社だが、エジプトのカイロに店舗開設を今進めている。

中東で同社の営業ライセンスを得ているクウェートのM.H. Alshayaがこの6月にシティスターモールに店舗を構えることを発表した。

長らくエジプトでは国際ブランドが締出されてきたことで世界の著名ブランド商品は手に入らず、今、漸くエジプト政府がその政策転換を行ったことでエジプトにもファッションが到来するという運びとなったのだ!

黒舟ファッションの到来?!

因みにH&Mは中東には、クウェート、カタール、ドバイなどに計11店舗を展開している。

カイロ店が開店すれば、第12店舗目ということになる。

その後もバーレーン、オマーンなどにも店舗を展開する計画らしい。

このAlshaya社は、実はエジプトで Next、Topshop、Foot Locker、Starbucks等の世界ブランドを取り扱うブランド企業でもある。

H&Mは、普段はどこに店舗を開くにも独自で行うのだが、中東では地元企業とパートナーを組んだ企業だけが店舗展開できるという法律が定められている国が大半となっている為、既にブランド店の経営経験のあるAlshaya社が事業パート
ナーとして選ばれたらしい。

今後は、エジプトでもH&Mを筆頭に世界の名立たるファッションブランドの多くがエジプト進出を図ることになるのだろう。

街行く若者達のファッションも今後は大きく様変わりするのかもしれない。





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