Baltic State : 外国人投資家、徐々に恐怖感を増幅(ラトビア)
大手銀行SEB UnibankaのアナリストAndris Vilks氏が、このところの経済環境を踏まえ、徐々に投資家等が恐怖心を増幅させていると示唆している。
新たに格付け会社フィッチが外貨及び自国通貨建て債権のデフォルト懸念が拡大しているとして、見通しを安定からネガティブに引き下げたこと受けて、投資家等がラトビアから逃げ出す危惧が持ち上がっている。
同行では、今回のフィッチの見通し引き下げに、フィッチとしてはラトビア政府が発表したインフレ対策が十分ではないと判断したことにあるのではないかと分析している。