Baltic State : タリン郊外物件、販売価格を約1000万円も値引き(エストニア)
タリン郊外の3つの地方自治体(Joelahtme、Kiili、そしてRae)に建設された新築物件がこの数ヶ月間に急激に下落している。
不動産仲介業者Uus Maaによると、Joelahtme近郊のLiivamae住宅では、内装なしの住宅が310万クローン(約3200万円)で売りに出されており、昨年に400万クローン(約4300万円)で売りに出されていたことから、900万クローン(約1000万円)近い値下げに踏み切っている。
住宅価格は今年年初から値下がり始め、住宅購入への意欲が著しく低下したことが現在の価格低下を招いている。値下げされたLiivamae住宅は、4戸中、1戸が既に売れたという。
Uus MaaのClaire Pullinen氏は、住宅価格の値下げは、タリン郊外のいくつかの不動産開発案件で既に行われていると指摘している。
また、不動産開発会社Qvaraでは、Viimsiの物件を350万クローンから320万クローンに引き下げ、30戸中、15戸を販売することに成功したという。同様にタリンから30キロにあるKeilaやKloogaでも新築物件が300万クローンを切る価格で販売されている。