Baltic State : 銀行業界、住宅ローン損失補完として借入者へ新たな担保請求も(エストニア)
もし不動産価格が急激な下落に直面した場合、銀行業界では融資した住宅ローンの損失補完に備えて新たな担保を借入者へ請求するかもしれないという。
実際に、新たな担保を請求されでもしたら、不動産ブーム時に不動産の購入した人たちは、価格の下落だけではなく、更なる出費を余儀なくされることになる。
今年に入って不動産価格は、下落の方向にあるが、ここに来て不動産開発業者も損失が膨らむ前に損を覚悟でプロジェクトが完成する前に売却を急ぐようになっている。
中小の開発業者は、建設コストの高騰や銀行からの借入れが難しくなってきていることから、急ぎ開発物件の売却に走り始めたとの声もあるが、現在の所、不動産市場には何らパニックは見られていない。