Baltic State : 個人借り入れ、この1年で平均50%も増加(エストニア)
返済が残っている個人の融資残高がSEB Eesti Uhispankで50%、Nordea Pankでは70%もあるという。
SEB Eesti Uhispankによると、この上半期の個人向け融資は51%増加し250億クローンにも達した。同様にNordeaでも70%以上増加した100億クローンに届いたとしている。
Nordea Pankのリテール部長Toivo Annus氏は、同行では融資条件の厳格化も計っているし、支払いの遅れも若干の件数しか上っていないという。同行の予想では、今後半年間は融資は減少していくと見ており、この6ヶ月間のような急速な融資の増加はなくなると分析している。
SEB Eesti Uhispank代表のMart Altvee氏も現状の状況には憂慮してはいるが、同行としては、今後はより預貯金や投資商品などの取り扱いを増やしたいとしている。
この上半期にSEB Eesti Uhispankでは30%増の8億1300万クローンの収益、そしてNordea Pankでも36%増の1億4200万クローンの利益を生んでいる。