Baltic State : タリン市政府、ヴィルホテルに代替用地を提案(エストニア)
タリン市政府がヴィルホテルを所有するフィンランド企業へ新たな妥協案を提案しているという。
タリン市ではヴィルホテル側が計画していた17階建ての新ビル拡張計画を諦めることを条件にタリンバスセンター近くの土地1132平方メートルを代替提供すると提案している。
Taavi Aasタリン副市長は、ホテル側と話し合いをもったことを認め、提供提案している土地(更地)には最高9階建ての建物を建設することが出来ると詳細を明かしている。
ヴィルホテルでは、過去2年間の間、タリン市政府との間でヴィルホテル横に約8000平方メートルのフロアスペースを占める17階建ての新ビルの建設計画に関し、全面対決を続けてきた。
ホテルを傘下に置くPontos OyのYrjö Vanhanen代表は、これまでの市政府の対応によりホテルとしては数百万クローンの損失を抱えたと市政府の取組みに怒りの声を上げている。