Baltic State : 回復の兆し?!(エストニア)
ここ数ヶ月で不動産市場は10%以上の下落となっているが、ここに来て新たな需要が生まれている。
依然、銀行界では保守的な貸し出し規制を引き、貸し出し金利、Euriborも高止まりしてはいるが、エストニア人の所得水準が上がってきていることから新築物件で売買が活発になろうとしている。
不動産会社Pindi Kinnisvaraによると、売り手は買い手が希望する価格を10%近く高い値段で売値をつけているが、投資価値ありと判断される物件では実際の売買は成立しているという。
実際に第2四半期の成約率は第1四半期よりも1%ほど上回っている。ただし、契約金額ベースでは、前年と比較すると13%ほど減少している。