Baltic State : 海外銀行からの警鐘を無視するラトビア政府(ラトビア)
デンマークの最大手銀行Danske Bankがラトビア政府は財政の不均衡リスクに対して何らその対策を講じていないと痛烈に批評している。
先週、いくつかのマクロ経済に関する結果が発表されたが、経常赤字は拡大し続け、インフレ率も10.1%と一向に加熱経済の冷却化が進まない現状が明らかになっている。
この1年間に、賃金は34.5%も高騰し、そして物価も18%上昇し、ローンも個人向けだけを見ても47%も増加している。
Danske Bankでは、世界の何処を見ても現在のラトビアの経済のような国は存在せず、ラトビア経済がいつハードランディングしても可笑しくない状況にあることは明らかだと指摘している。