Baltic State : 経常赤字、GDPの14%まで低下(エストニア)
エストニアの経常赤字がこの第2四半期にGDPの14%台まで低下した。貿易不均衡は85億クローンまで減少し、07年第1四半期のGDP比21.9%、1年前の15.2%から大きく改善したことになる。
ここ最近エストニア人は、金利上昇に伴い借入れが難しくなったことを受けて、海外産の車、衣服、家電などの購入を控えている。
この1年で輸出額は6%の増加となり、輸入額の5%増を上回るペースで輸出が伸びている。
EU最大の経常赤字を抱える隣国のラトビアでは、経常赤字がGDPの23.5%を付けており、リトアニアでも第1四半期に13.2%と経常赤字がなかなか縮小せずに苦しんでいる。