Baltic State : 医療福祉システム、ラトビアは欧州で最低レベル?!(ラトビア)
ラトビアの医療福祉システムが全欧州でも患者に対して最も不評であることが明らかになった。
Health Consumer Powerhouseが行った市場調査で、ラトビアの医療福祉を最下位グループにあると指摘し、ブルガリア、ポーランド、リトアニア、ハンガリー、スロバキア、ギリシャなどと同じグループに振り分けられた。
最も不評であったのは、患者が治療内容についての知る権利についてで、その他には医者の技術レベル、24時間体制での電話健康相談などのシステムも十分整っていないことなどが挙げられている。
高評価であったのは、新生児への予防注射に関する項目だけであった。
一方で新規に欧州に加盟した諸国の中で最もこの分野に力を注いでいると高評価を得たのはエストニアで、度重なる医療改革により、スイス、ノルウェーなどを含む欧州29カ国全体でも第12位と先進国レベルにあると高い評価を得ている。