Baltic State : タリン空港、利用料を大幅値下げ!(エストニア)
タリン空港が隣国のリガ国際空港と競合する為に漸く大幅な利用料の値下げを断行することを決めている。
タリン空港の役員会が外国の航空会社誘致に向けて空港の利用料を引き下げることを決定した。
同空港のEduard Tuurマーケティング・マネジャーは、同委員会は駐機料を来年3月から10%値下げし、更に利用客の空港利用料も現在の約9.9ユーロの値下げも行う計画だと今回の空港利用料の値下げについて説明している。
今回の値下げ決定により、タリン空港は欧州でも最も高い空港利用料空港という悪名を払拭することになり、海外の航空会社から人気を集めるリガと競合すること目指すことになる。
同氏によると、既にタリン空港では、3〜5社との間で新たな就航協議を始めているという。
今回の値下げで、先ずライアン航空の就航が期待され、上手く就航が決まれば、タリン空港の利用者数は少なくとも50万人は増加すると試算されている。
昨年、タリン空港は150万人の利用客があり、05年度期比で約10%増加している。因みにリガ国際空港は昨年250万人の利用客があり、同様に05年度期比で33%の増加を記録している。