Baltic State : 生鮮野菜加工大手Spilva、果汁100%飲料市場参入へ(ラトビア)
フルーツや野菜などを加工するSpilvaが果汁100%ジュース市場のシェア50%取得に向けて、この10月に生産工場を立ち上げている。
国内で生鮮野菜加工最大手であるSIA Spilvaが100%果汁ジュース市場への参入を決め、ラトビアで国内シェア50%を狙うという。
同社では、ラトビアでは果汁100%市場はまだ確立されておらず、シェア50%は現実的だと果敢にシェア確保に励むという。同市場では、数社しか競合がおらず、それらも果汁100%を意識した経営戦略をしているわけではない。
現在の所、果汁100%市場は、エストニアがラトビアを上回っており、何れラトビアでも同商品の需要が急拡大すると見られている。
昨年、Spilvaでは77万2000ラト(約1億8000万円)の収益を計上し、売上高は969万ラト(約22億3000万円)を記録している。