Baltic State : 経済緩和特効薬、漸く効果?!(ラトビア)
漸くラトビア経済が鈍化し始めたと確認できる兆候が明らかになってきた。
融資残高の伸びは実際に鈍化しており、不動産価格も値下がりが見られるようになっている。小売販売高も月を追う毎に減少している。
ラトビア銀行のアナリストMartins Gravitis氏は、国内消費の減速は今後1年継続し、安定した水準に達すると見ている。
同氏は、『風邪薬を飲んで最初の30分はなかなか効果が現れないが、ちょっと経つとその効果が現れるのと同じ』と比喩して、中央銀行と政府が進める経済鈍化製作が効果を見せていることを強調している。