Baltic State : 15%のエストニア人が許容を超える放射線汚水を摂取(エストニア)
エストニア人の7人に1人が人体に影響を及ぼす放射線量を超える水を摂取していると指摘されている。
専門家によると、同様の水の摂取を続けると癌にもなりかねないという。地元紙アリパエブによると、タリン郊外の高級住宅街とされるViimsiを含む、北東エストニアでの被害が激しく、社会問題省(Ministry of Social Affairs)が行った調査で問題が指摘された。
今回の問題について、Viimsiで水道会社を営むViimsi VesiのToivo Eensalu代表は、この事実は、15年間に渡って隠されてきた秘密であったと認めている。
同氏は、例えこの地域の水道水が浄水されたものであっても、放射線の汚染は受けていると言及している。
ただし、同様の問題はエストニアに限ったことではなく、スウェーデン、ノルウェーやサンクトペデルブルグでも同じ問題を抱えている。
水質地質学者Lehte Savitskaja氏によると、地底のいくつかの地層からわきあがる水に放射線が浴びてしまうのは自然発生的なもので、どうしようもないという。