Baltic State : Tallinna Vesi、4月の暴動でビジネスに影響も売上自身は順調に(エストニア)
タリンで上下水道事業を営むTallinna Vesiが4月の暴動で事業にいくらかの影響を受けたと示唆している。
首都タリンの水道事業を営むTallinna Vesiの1-9月期の売上高は13.3%増の3500万ユーロ(約58億5000万円)に達した。税引き前収益は、昨年同期と比較して120万ユーロ増の1610万ユーロ(約26億9000万円)となっている。
同社の広報によると、4月/5月の暴動騒ぎや不動産市場の加熱など経済へのマイナス効果を受け、同社としても売上高にも一定の影響を受けている。
暴動騒ぎの際には、タリンへの観光客が激減し、主要顧客である観光業界(ホテル、スパ、レストランなど)からの需要が大きく減少したことが痛手となったという。