Baltic State : 米メリルリンチ、フロンティア市場のエストニアとラトビアは統合すべき!(エストニア)
米メリルリンチがフロンティア市場であるエストニアとラトビアは統合し、世界の投資ハブになるのに最適な地であると同社レポート中で報じている。
同社が挙げるその他のフロンティア市場には、ウクライナ、サウジアラビア、ペルー、パキスタン、クウェート、ナイジェリア、コロンボ、カザフスタン、ルーマニア、UAE、ベトナム、バングラディッシュ、レバノン、ナミビアなどがある。
同社では、実際にフロンティア市場とされる諸国に一定の定義があるわけではないとしながらも、証券市場が確立していない発展途上国のことを指すと指摘している。
現在、途上国市場へ投資する投資家の多くが依然未開拓の地とされる途上国への投資機会を求められており、メリルリンチではフロンティア市場への高まる興味と途上中の途上国市場を注目している。特に注目しているのは、現在は、西アジア市場だという。
フロンティア市場は、総人口10億人を超え、GDPは計2兆4000億ドル規模に達し、証券市場規模は1兆7000億ドルに達している。