Baltic State : 天然資源は有効利用を(エストニア)
エストニアの砂粒、砂利、、石灰石、オイルシェルなどの天然資源は、今のペースで採掘を続ければ、最大残り75年で尽きてしまうという。
地元紙Eesti Paevalehtによると、もしエストニアのこれらの天然資源が尽きてしまえば、国内のインフラや道路設備など多くの問題に直面することになると専門家らが警鐘を鳴らしている。
エストニア建設資材メーカー組合のEnno Rebane代表は、建築および不動産ブームが始まると共に天然資源の枯渇が懸念されたが、実際に数年前には近い将来にそれが現実になると予測していたが、その時期が前倒し的に早まっていると懸念を示唆している。
埋蔵確認量から試算すると、エストニアで採掘できる砂利はあと22年、石灰石49年、砂粒54年、オイルシェルは74年でそれぞれ枯渇することになる。