Baltic State : 物流サービス競争力が下降気味(ラトビア)
欧州を上回る物流サービスの価格上昇により、ラトビアの競争力が急速に落ちている。
ラトビアの物流サービスは、今のままでは欧州他社と競合していくことは出来なくなる懸念が高まっている。流通のサービス料金が値上げされればラトビアの輸出品も値上がりすること事になり、よりラトビアの競争力が削がれる事に陥り兼ねなくなっている。
これまでは労働コストやその他の経費が低く抑えられてきたことで、低料金を武器にラトビアの物流業は順調に成長してきたが、今では経費が高騰し物流産業の存続さえも懸念される現状になっている。
ただし、ドイツの物流業者Dominante LSのJochen Klein代表は、もし効率的に物流作業を行ったとすれば、ラトビアは3割から4割の値下げを行うことが出来るとリストラとシステムの向上を早急に行うように指摘している。