Baltic State : 代表失踪そして新代表殺害で事業売却(リトアニア)
ロシアのカニングラードで建設業を営むRosslitstrojのリトアニア人株主が持ち株全てをロシア企業に売却した。
今年4月に同社の代表であったStanislovas Jucius氏が失踪し、その後を継いだAleksandras Semkinas氏が8月に殺害されたことでカニングラードでの事業に恐怖心を感じたことでRosslitstrojの親会社Jupojaの大株主且つ執行役員であるVasily Popov氏は持ち株68%を全て売却することを決めた。
4月中旬に失踪したJucius氏の件は、同氏が何度も脅迫を受けていたと同僚が明らかにしていることからも、何らかの問題に巻き込まれた可能性が当初から疑われている。そして後を受けたSemkinas氏も8月中旬に自宅近くで殺害され、この頃から同社の売却を模索し始めたという。