Baltic State : 経済問題省、観光業活性化プランを承認(エストニア)
Juhan Parts経済問題相が5億クローン(約52億円)に上る観光促進プログラムに承認を与えた。今年エストニアでは4月の暴動騒ぎから外国からの観光客が8%減少した。
Parts大臣は、同プロジェクトへの資金は、07年から2013年にかけて倍増させるといい、観光先としてエストニアのイメージ促進とエストニア製品の認知及びエストニアのサービス産業の向上などの為に同プロジェクトを活用していくと述べている。
計画では、先ず4500万クローン(約4億7000万円)が電子観光情報システムの構築に投資され、バルト3国へ旅行を計画する観光者が地域の情報を得やすくすることを目指している。
今年エストニアは世界経済フォーラムで観光業の競争力インデックスで世界第28位にランク付けされ、スウェーデン、フィンランドを下回ったが、隣国ラトビア、リトアニアを上回る成績を残している。